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#日常の一コマ
12/19/2022, 1:27:39 AM
おもちゃ壊したの誰?
こんにちは!
先日、子どもたちが「先生〜このおもちゃ壊れてお金のところ開かないよ〜」とレジのおもちゃを持ってきました。
おそらく原因は横の隙間から誰かがコイン(お金)💰を入れて、それが詰まってしまって開かない様子。
私も誰がコインを入れたのかは直接目撃したわけではないので、そこは まぁ置いといて、各クラスの子どもたちに、
👩🏻「このおもちゃ、ここの入れちゃいけないところにコインを誰かが入れちゃったみたいで壊れちゃったの。このおもちゃは、しずか先生が前に日本語を教えていた子のお母さんがみんなにどうぞって寄付をしてくれたものだから、できるだけ大切に使ってね。」
とおもちゃの使い方について再度お話しをしたところ…
「私壊してないよ💦!」
「僕じゃない🤷♂️。」
おもしろいことに全クラスで↑の言葉が真っ先に聞こえてきました。
待て待て待て。先生は「これやったの誰?」とは一言も言っていないぞ。 ほうほう、こういう時ほとんどの子どもはこういう反応をするのか、おもしろい。
👩🏻「違う違う。犯人を特定したいわけじゃなくて、少し気をつけて使ってほしいだけなの。別にコインを入れてしまった子も壊そうと思ってやったわけじゃないとは思うからさ。ただもし遊んでいて壊れたかもと思った場合はすぐに教えてね。」
と伝えると、「なんだ僕たちを疑っているわけではないのか」という感じの表情の子どもたち。
👩🏻「楽しそうな遊び方を見つけてやったら壊れちゃったってことは結構あることなんだよ。で、壊れたことを言いにきた子に対して、先生は大声で “なんでこんなことするの💢!!!”って怒鳴ったりすると思う?」
👦🏻👧🏼「そんなに怒ってる先生見たことないよ」とクールに笑う子どもたち。
👩🏻「でしょ?ただ次どうしたらいいかは考えないといけないから、壊したのは誰かよりそこの方が大切なんだよ。」
でもふと自分の幼少期を思い出してみても、きっと私も今の子どもたちと同じように「私じゃないよ。私はやってない。」と言うんだろうなーと思います笑
でも起きたことに対してどうするべきかの対応を考えることを話してくれる人がそばにいたら、何か少し変わっていたのかも💡
篠崎静華
日本で幼稚園教諭として働いた後、カナダに移住して海外在住の日本語学習をする子どもたちのための、とびっきり楽しい日本語クラスを作りたいと思い2021年に「しずか先生の日本語クラス」を開始。